2013年7月21日日曜日

中国ですか?

先週のMartin Turner's Wishbone Ash
素晴らしかった。

勿論?
全盛期の勢い、キレはない。。。

しかし、2部構成、トータル2時間半!
名曲のオンパレード!
これでもかって感じで
ぐいぐい押してくる!

もう60だってのにこんなに演奏するバンドは
あんまりないね。。。
メジャーどころのバンドでも2時間やる連中は数少ないんじゃないでしょうか?

一緒に行ったThe Beggars のベーシスト、TOBYさんは
その後数日間移動の車の中、リハーサル時、
Wishbone Ashの曲を弾きまくっていた。
そして幾つも興味深い当時の話を聞かせてもらった。

その中で、
5枚目、There's A Rubというアルバムが出たとき
1曲目のツインリードのメロディが
中国風だ、ということで今一ウケが悪かったんだと。。。

言われてみれば
タラーリラータラーリラルラー。。。
なんか中華風(爆)
2曲目でも
たーららったった〜、たりらりらったった〜
ってメロが有る。。。
しかもツインリードで!

言われてみれば笑える。。。

しかし、
2曲とも大好きな曲!
来日公演では残念ながら演奏されなかったけど。。。

ツインリードで中国。。。

といえば!
Thin LizzyのChinatown!
ギタリストはScott GorhamとSnowy White

ロンドンに行った時、あまりの小ささにびっくりしたけど、
まあ、PhilはあのChinatownに行って
なんかしらインスパイアされて
このアルバムを作ったらしい。。。
というか曲かな?

しかし、まるでチャイナを感じさせない。

Thin Lizzyとしてはこの後の反逆者と共に
駄作と捕らえられがちですが、
曲も粒ぞろいで、結構いい感じの仕上がり
まあ、確かに少し疲れた感があるのと、
Snowyは、手癖で爆発するBrianとは違って
ブルースの枯れた感じのトーンで聴かせるタイプ?なので
やはり地味に感じますね。。。

A面1曲目なんかは名曲だと思いますけど。。。
ちなみにこのアルバムのデラックスエディションの
Disc2には
シングルのB面に納められていた
ライブテイクを幾つか収録してます。
こいつがまた捨てがたいテイクばかりで、
個人的には昔、集めた音源がまとめて聴けるという
とてもありがたい内容です。
ま、2/3はレコード、7インチで持っているんですけどね。。。

ほとんど客が歌うWiskey In The Jarは圧巻!
一番好きなのは
7、12インチで出たKillers Liveというタイトルの
Live 収録のDear Miss Lonely Heartsという曲

これはPhilのソロアルバムSolo In Soho(こいつがまた名盤!!)
収録の曲なんですが、
それのLizzyでのLive Versionです

ツインのハモリがとてもいいんです。
ちょっと前、Hanoi Rocksがカバーしてました。

でも、ちょっと頼りないSnowyとScottのツインリードの方が
哀愁があって大好きです。
何の話だったっけ?