2012年8月7日火曜日

俺の人生はカレーを食うためにあるんじゃない!

君の人生は何のためにある?

なんて宗教の勧誘ではありません。
俺の人生はTHE KINKS を聴く為にある!!
と書く為の前振りです。
あまり人には言わないかもですが
KINKSは僕にとって、
BEATLES, STONES,FACES,と並んで甲乙つけがたいバンドです。
ハードロックやグラムロックってより、実は'60な僕なのでした。
ま、この見出しは言い過ぎですけど、
そんなに過剰な言い方でもないですね。

そう、KINKSどこを切ってもいい。
PYE, RCA, ARISTA, LONDON, SONY, KONK,
どの時代も、いい!!
いいんです!
いろんな側面から聴けます。
もう!
人生懸けないと網羅できないんじゃないかと。。。

そして、まだ解散してない!

え〜長くなりすぎるので
今日のところは
これ!
と、いきなり難易度高めですが、
やはり、KINKS最大の魅力はRCA時代にあるといって
まずマニアの方々異論はないと思います。

まず、
僕が中坊の頃はRCA時代のレコは
全て廃盤でした。というか、見たことないので
そう決めてます。
そんな中、この1枚と「不良少年のメロディー」だけ再発になった。。。
と記憶してます。
そしてタイトルは
『〜セルロイドヒーローズ〜
 キンクス グレイテスト』
ま、契約の関係でレコード会社が勝手に出した
いわゆる穴埋めベスト盤
この時代ヒット曲なんてありません。
セールス的には一番芳しくなかった時代です。
残念な内容かというと、これが素晴らしい!!!
サブタイトルがセルロイドヒーローズ
ってのがもう!

ライブやシングルの別テイクもまじり〜の
ずいぶんトッ散らかったように思えて
実は、これ1枚正規のアルバムの如き
まとまりの良さ!


正しく
入門にはもってこい!!


なんて今は書いてるけど
これを聴いたのは20を過ぎた頃

気づいた頃にはレコード屋さんには無く、
中古屋を漁っても無く、
もちろんCD化もされず。。。

一緒にバンドをやることになる
バイト仲間がレコードを持っていて
テープに録音してもらってやっと聴けたのです。

それからはRCA時代のKINKS
のレコードを探しまくりました。

結局それは
ライノからCDが再発されるまで続いたのでした。
ホント、ライノには感謝!

ベスト盤にも関わらず、CD化が望まれていたようで、
90年代のKINKSのカタログがリマスターされた時に
CD化されましたが

残念ながら
ライブテイクや別テイクは姿を消し
曲数も増えて、
ジャケットだけ同じの
普通のベスト盤となってしまいました。

オリジナルの選曲の良さは、
このレコードのブートレッグが
いくつも出たことで証明されています。


なので、
これを聴きたければ
レコードを探してね!
ってか、レコードを聴いて下さい!
もう高くないはずです。

で、どうしても
手っ取り早く聴きたい人は
「この世は全てショウビズ」
の邦題で有名な
Everybody's in Show-biz
のCD、できればライノ盤がいいです。
買ってみて下さい。

これはレコード

最後に一つだけ

YOU REALLY GOT MEは入ってません!

そして話は
"Muswell Hillbilly"
へと続く訳です

長くなるので以下次号